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債権回収を弁護士に依頼すべき理由とは?

  • 債権回収

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売掛金や未払賃料、未払給料など、債権を持っていても支払が行われないことがあります。このようなとき、自分では「どうやって回収したら良いのかわからない」という方が多いのではないでしょうか?

債権回収は、弁護士に依頼すると、より確実に、スピーディに取り立てができるので、メリットが大きいです。今回は、債権回収を弁護士に依頼すべき理由について、弁護士法人YMPの弁護士がご説明します。

初動が早い

弁護士に債権回収を依頼すると、初動が早いことがメリットとなります。

債権回収には、いろいろな種類のものがあります。売掛金が支払われないこともありますし、土地や建物を貸しているときに賃料が支払われないこともあります。請負代金が支払われないこともありますし、給料が支払われていないということもあるでしょう。

どのようなケースであっても、早く回収手続きに取りかかることが大切です。売掛金などの各種の債権には時効がありますし、時間が経過すると、相手も支払意思をなくしてしまうことが多いです。さらに、証拠も散逸して、訴訟等も起こしにくくなってしまうからです。

自分で債権回収に取り組もうとすると、どうしても「何から手をつけて良いのかわからない」状態となり、債権回収を始めるのが遅くなってしまいます。普段の会社経営が忙しいので後回しにしているうちに数ヶ月が経過してしまうこともあるでしょう。弁護士に債権回収を依頼すると、直ちに債権回収に着手するので、時間的なロスを防ぐことができます。

適切な方法を選択できる

債権回収には、いろいろな方法があります。たとえば売掛金回収の手続きでも、以下のような方法を選択することができます。

  • 交渉する
  • 調停を起こす
  • 支払督促を申し立てる
  • 仮差押を申し立てる
  • 少額訴訟を利用する
  • 通常訴訟を起こす

それぞれ、メリットとデメリットがあるので、ケースによって適切に使い分けなければなりません。また、話合いができたときには、公正証書にするのか即決和解するのかなども検討する必要があります。当事者が自分で債権回収に取り組むときには、どの方法を利用して良いのかわからないことが多いのではないでしょうか?

このようなとき、弁護士に相談すると、ケースに応じたもっとも適切な方法をご提案できるので、迷わずに手続きを進めることができます。また、適切な方法を選択できるので、成功する可能性も高くなり、より確実に債権回収を進めることが可能となります。

各種の手続きがスピーディに進む

債権回収の手続きには、法的に専門性の高いものが多いです。たとえば、内容証明郵便の作成や発送も、自分ではやったことがない、という方が多いのではないでしょうか?比較的簡単だと言われる支払督促や調停、少額訴訟の手続きであっても、今まで利用したことがある、とい方は少ないでしょう。

自分でこれらの手続きを進めようとすると、どのようにしたら良いのか、調べなければならないので、なかなかスムーズには進みにくいです。手続きが開始した後も、裁判所の書記官としょっちゅうやり取りをしながら追加で書面を出したりしなければなりません。

弁護士に依頼すると、各種の法的な手続に慣れているので、すべての手続きがスムーズに進みます。このことにより、時間をかけずに債権回収ができるので、メリットが大きくなります。

相手に心理的プレッシャーがかかる

債権回収をするとき、債権者が自分で請求をすると、相手は軽く考えて無視することがあります。話合いには対応したとしても「今、お金がないから支払えない」「もう少し待ってほしい」などと言ってごまかされ、延々と支払が受けられない状態が続くことなども多いです。

このようなとき、弁護士に交渉の代理人を依頼すると、相手の態度が変わることがよくあります。たとえば、内容証明郵便で、弁護士の名入りの請求書を送付すると、相手には大変なプレッシャーがかかります。このままでは裁判をされたり、資産を差し押さえられたりするかもしれない、と考えるので、今まで無視していた債務者でも、自ら支払に応じてくることがあります。

有利に交渉を進められる

また、弁護士が交渉を行うと、話合いが有利に進みやすいです。当事者同士で話し合うと、感情的になりやすく、話が債権回収とは無関係な内容にそれてしまうこともありますが、弁護士であれば、そのようなことはありません。また、相手がいろいろなことを言って支払いを誤魔化そうとしても、法的な観点から通用しないことは認めません。法的な理論によって相手を追及し、確実に相手が未払金の支払いをするように話を進めます。

合意ができたときには、きっちり合意書の形にまとめて、必要に応じて公正証書や即決和解調書などの形にすることができます。このような、強制執行力のある書類にしておくことにより、後日相手が支払いを滞納したときにも、すぐに強制執行(差押え)ができるので、効果的に取り立てができるようになります。

仮差押、仮処分ができる

債権回収を成功させるためには、仮差押、仮処分が重要なポイントとなります。仮差押、仮処分というのは、訴訟の提起前に、仮に相手の資産を差し押さえたり、仮の地位や権利を認めてもらったりする手続きです。仮差押は、相手による財産隠しの防止に役立ちます。訴訟をすると、長い期間がかかりますが、その間に資産を隠されると、取り立てができなくなります。そこで、事前に仮差押をしておくことにより、後で確実に債権回収することができるのです。

ただ、仮差押や仮処分は、かなり法的に専門的な手続きなので、当事者の方が自分だけで進めることが難しいです。そこで、自分で対応すると、仮差押なしに訴訟をすることになり、その間に資産隠しされてしまいます。

弁護士に依頼すると、スピーディに相手の資産を仮差押えして相手にプレッシャーをかけられるので、効果的に債権回収することができます。

訴訟を活用できる

弁護士に依頼すると、訴訟によって債権回収しやすいことも大きなメリットとなります。相手が任意に支払いをしないとき、最終的には訴訟をするしかありませんが、訴訟はかなり専門的な手続きです。法的に適切な主張と立証をしないと、裁判所に権利を認めてもらうことができません。

弁護士に依頼すると、依頼者の有利になるように的確に手続きを進めるので、依頼者に有利になるように訴訟を進めて、スピーディに裁判所に支払い命令の判決を出してもらうことができます。

手間が省けて、経営に専念できる

債権回収は、非常に手間のかかるものです。相手と交渉をするのも手間ですし、各種の法的な手続を利用するためには、事前の準備も手続き進行でも複雑な手続きが必要です。債権者が自分で対応すると、普段の経営や生活、仕事などに支障が出ることも多いでしょう。

弁護士に債権回収を依頼すると、面倒な手続や交渉はすべて弁護士が行うので、依頼者は何もせずに結果の報告を待っているだけで良くなります。債権回収の手間が省ける分、経営に専念することができるので、売上げ低下などの悪影響も防ぐことができて、大変にメリットがあります。

精神的な負担もなくなる

債権回収は、かなり精神的な負担がかかる手続きです。これまで懇意にしていた取引先でも、債権回収の交渉をしていると、お互いにいろいろなことについて言い合いになり、嫌な思いをすることもあります。面倒な法的手続について調べて、裁判所とやり取りをすることでもストレスが溜まります。

弁護士に依頼すると、こうした手続きをすべて丸投げできるので、依頼者は精神的な負担から解放されます。

債権回収をするなら弁護士法人YMPまでお任せ下さい

債権回収をするときには、弁護士に依頼すると、いろいろなメリットがあるものです。結果としても、ご自身で取り組む場合とは全く異なってくることが、ほとんど確実と言えます。

未回収の債権があってお悩みの場合には、まずは一度、弁護士法人YMPまでご相談下さい。